映画「さんかく窓の外側は夜」の見どころ【ネタバレなし】と感想【ネタバレあり】

映画レビュー
映画「さんかく窓の外側は夜」公式サイト

見どころ

独自評価 ★★★★☆(3.7)

あらすじと見どころ
幼少期より幽霊が視える三角(志尊淳)は書店で働いている。そこに冷川(岡田将生)が現れる。冷川も除霊師として霊を感じたり祓ったりする能力があり、三角に幽霊が視えることも分かっており、幽霊が見えてただただ怖がっている三角に、冷川は「僕といればこわくなくなりますよ」と助手にならないかと誘う。
そして三角は冷川の助手として除霊の仕事をやることになる。
冷川の古くからの知り合いで刑事の半澤(滝藤賢一)から未解決事件の捜査協力を持ちかけられ、2人は捜査に協力していく。
事件に近づいていくと、ヒウラエリカ(平手友梨奈)という名前が浮上する。
ヒウラエリカは何者で、事件とどのように関わっているのか。
霊や呪いがテーマで、非現実的なストーリーではあるけど、映像も音響もぞくっとする怖さで、ミステリーのエンタメといった感じ。
三角と冷川の除霊シーンやさんかくをクローズアップする映像なんかカッコよい。
内容としては面白いけど、見た後に疑問が残るところもある。
そして、なかなかグロテスクなシーンが多い。夢に出そうで怖いから子供には不向き。

感想

この映画は原作がとても面白そうで、たぶん原作を読んでから見た方がいろいろと辻褄が合って、映画でどう表現するのかとかを楽しめるんじゃないかなー、と思う。
予備知識がない状態で行くと、ちょっとわけがわからない部分があった。話が前半と後半で違う映画みたいだった。
幽霊の映像はすごくよくできてて怖かったし、三角と冷川が前後に重なり三角の結界の線がが浮き出て、キーンという機械的な音、アップになる目、そして2人にその幽霊のストーリーのようなものが見える、という除霊シーンもカッコいいと思った。
そこから、刑事の半澤が出てきて殺人事件の捜査に関わっていったり、事件もバラバラ殺人の遺体4人の体の部位でもう1人分の遺体を作る、これは藁人形のような役割の呪いの道具だったのだけど、それをつくったのが”ヒウラエリカ″という女子高生という展開も良いと思った。
前半の流れはわかりやすかったし、ヒウラの「これからあなたを呪います」という声も耳に残る気味悪さで怖いし、その後すぐ北川景子がに死んでしまうシーンも衝撃的だった。
ヒウラエリカが出てきてから、一連の事件とヒウラエリカが繋がっていたり、その繋がりに冷川も繋がっていたり、そこからが展開がごちゃごちゃした。
急に過去の志尊の姿が現れたり、宗教の事件に飛んだり、過去の冷川の話になったり、時系列を整理するのが難しかった。
宗教団体内で起こる呪いの大量死のシーンはなかなかグロくてカオス状態。
それと、ヒウラも結局操られていたとしても、道を尋ねたら丁寧に答えてくれた北川景子に対してや、全く関係のない半澤の奥さんを呪うヒウラエリカに対して、ムカついたし、同情するところはなかった。
結局、何のためにヒウラの能力を利用したり冷川の能力を利用して、たくさんの人を殺したりしていたのかの理由がちょっとわからなかった。
三角と冷川のコンビの除霊仕事のパターンをもう何パターンが見たかったし、除霊を何度も一緒にやることで信頼関係を構築して、それから少しずつ溝ができていき、また最後は助け合うみたいな行程は、さらっとじゃなくもっと深くしてほしかった。
映画の2時間でまとめるよりも、連続ドラマにすれば絶対面白くなる作品だと思った。

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