独自評価 ★★★★☆(3.6)
あらすじと見どころ
日本に禍威獣(カイジュウ)が出現し被害が発生している。 政府は禍威獣特設対策室(禍特隊) を設立し禍威獣対策に当たっていた。
この禍特隊のメンバーである神永(斎藤工) が逃げ遅れた子供を助けに行くが子供を庇い死んでしまう。 この神永の体にウルトラマンが入り込む。 それから禍特隊の神永は、変身すると巨大化し、 ウルトラマンとなる。
見どころとしては、 昔懐かしいのウルトラマンが現代に現れるといった新鮮味。
東京の夜景とウルトラマンと禍威獣とか。
ウルトラマン世代と子供世代が楽しめると思う。
わたしは西島秀俊さんが見たくて見た。
わたし的には、シンゴジラの方が面白かった。
映画館で見たから大スクリーンに映るウルトラマンのビジュアルは とても美しかったです。
感想
今、VFXとかCGとか、映像技術は進化していて、 本当ならもっとリアルに作れるんだろうと思うけど、 特撮らしさを最大限残して作ってるといった印象。
悪く言えば古臭いけど、 昔懐かしいのジオラマ感とか昭和っぽい特撮の映像に、 現代の都会のビルや夜景が合わさっていたシーンは物珍しくワクワ ク感があった。
ストーリー的には、 子供のころに知っているうな特撮ヒーローらしさがあった。
人類の為に戦うウルトラマン。仲間思いのウルトラマン、 無敵のウルトラマン。
特に意表を突いたところはなかった。
しかし、もし、こんなことが本当に起きていたら…
巨大怪獣が現れるのが日常化している日本という設定ではあるけど 、そんなビルとか壊してたら人的被害とか経済的被害とか、 半端ないんじゃないのかな。 1匹でも現れたら日本は大変なことになるのに、 何匹も現れている。なのに劇中の人々は日常を送れている。 山奥の人が住んでいないところならまだしも、 そんな都会で戦うならどんだけ建物がなくなるよ。 普通なら国外に逃げたくなるよな。
防衛費とか、どんだけ使ってるんだ? 何度も巨大怪獣が現れているし、 日本は破綻するんじゃないのかな、、
…などと冷静考えてしまった。。
あと、セリフが科学のこととか記号とか、 普通の人は聞き覚えのないワードが多くでてきたからそこに字幕と か解説文があったらもう少し理解できたかなぁとも思う。
映画全体の印象としては、 あの映像のクオリティを良く思うか悪く思うかで評価は分かれてく るのかな。
役者も豪華なメンバーが揃っているから、 おさえておきたい映画ではある。
ウルトラマン世代やウルトラマンマニアがよかったといえば、 それでいいのだと思う。
大きいウルトラマンの姿は美しかった。 姿勢や佇まいもキレイだった。 変身前の神永さんの後ろ姿がウルトラマンによく似ていた。
子供と大人が一緒に見れる映画で、 夏休み公開でもよかったんじゃないかと思った。
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