独自評価 ★★★★☆(3.7)
あらすじと見どころ
産業スパイの鷹野(藤原竜也)と田岡(竹内涼真)、 彼らの胸にはAN通信という組織から
埋め込まれている起爆装置がある。
24時間毎に起爆装置を解除して生きていかないといけないという 状況下で彼らはAN通信から依頼される危険なミッションを遂行し なければならない。
WOWOWドラマがあってからの映画という流れ。
ドラマを見ていないとよくわからないので、 予備知識を入れた上で見るべきの作品。
映画からだとちょっとよく分からない。
ただ、アクションシーンはすごい! 映画館で見ると余計にハラハラドキドキする。
ロケーションもとても豪華。
アクション、ロケーションは映画館向きだと思う。
子供には内容が難しくてよくわからないし、なかなか激しく、 映画冒頭では目を覆いたくなるようなアクションシーンがあってあ まりおすすめはしない。
アクションを楽しめる映画。
ドラマからしっかり見れば内容も面白いだろうなと思う。
感想
この映画は、やっぱりドラマを見てから見るべきだった。
組織とか、国家とか、産業スパイとか、技術とか、 エネルギーとか、 ちょっと難しいところが冒頭で足早な説明では頭がついていかなく て。そのままどんどん物語が進んでいく。
山下(市原隼人)が捕らえられていて、 そしてあっという間にすぐ死んでしまって… ドラマからじっくり見ていたら、 たぶんこの山下が死んでしまうシーンで悲しくなっただろうけど、 予備知識ゼロのまま見たら、 なんで電話ボックス入って誰に電話してるんだろう? って思ってしまうけど、後でわかることたが、 あれは解除設定しないとチップが爆発してしまうから急いで電話し てたんだね。なのに間に合わなくて…って考えると、 もっと山下の死は悲しみたかった。
高校生時代の鷹野の話が最後の最後で鍵となってて、 突然いなくなった友人の柳が現在何者かになっていて、 デイビットキムに依頼して鷹野たちを海から助けてくれる。
鷹野に、 柳に依頼されて助けたということを告げる大切なシーンなのに、 デイビッドキムのセリフが良く聞き取れなかったのが残念。 あそこは大事なシーンだった。 ヘリコプターで上空を飛んでるから特に聞き取り辛かったのだから 字幕入れても良かったんじゃないかと思う。
アヤコ役のハンヒョジュという女優さんが、化粧、髪型、 服装が変わると雰囲気ががらっと変わってしまうので、 違う登場人物かと思ってしまって混乱した。
映画の内容の規模が大きくて、 もっとわかりやすくしてくれたらこの映画は面白いやつだと思う。
楽しめた点は、アクションシーンがすごく凝っていたところ。
開始から怒涛のアクションがあったけど、緊迫感があった。
ロケーションもとっても豪華だった。海外映画のような仕上がり。
ちゃんとドラマから見ていれば、物語も良し、アクションも良し、 ロケーションも良しで、 けっこうお腹いっぱいになりそうな映画ではあった。
終わり方からすると、続編があってもいいような感じだった。
思うところは、やはりドラマを見るべき。映画からだと、 意味がわからずもったいなかったなという感想。
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