映画「孤狼の血LEVEL2」見どころ〈ネタバレなし〉感想〈ネタバレ〉

映画レビュー
映画「孤狼の血LEVEL2 」公式サイト

見どころ

独自評価 ★★★★☆(4.1)

あらすじと見どころ
暴力団によって大上刑事(役所広司)が殺害され3年、日岡は大上の跡を継ぎ広島の裏社会をおさめていた。しかし上林(鈴木亮平)が出所したことにより治っていたように見えた組同士の関係が崩れる。なんとか抗争を治めようとする日岡の前に上林が立ちはだかる…前作の孤狼の血の日岡と今作の日岡の変貌ぶりが見もの。

感想

今回ものっけから目を覆いたくなるようなシーンが。。。絶句。休む暇はない。

前作では大上さんが殺され、そこから日岡が変貌していったけど、今回から初めから日岡はもう前の日岡ではなくなっている。ヤクザを相手にできるようバージョンアップしている。
でも、子供たちと接している時とか、瀬島刑事(中村梅雀)の家に招かれた時などで、ところどころで昔の日岡が出ていて安心した。
ヤクザの抗争が起きないよう組と組を取り持ったりするために、日岡なりに一生懸命変わったんだなと思った。

そして孤狼の血level2といえばこの人がすごかったと誰もが印象に残るであろうと言っていい、鈴木亮平が演じる上林。とにかくすごかった。執念深さ、それがホラー並みにに怖い。躊躇なくどんどん殺す。女だろうが兄貴分だろうか、姉御さんだろうが、関係なく次から次に殺す。殺し方もエグい。そのテンポもすごかった。本当に日曜劇場とかやってる人か疑わしいくらいものすごく恐ろしい男。あの冷たさとか残酷さを醸し出すって、すごい演技力。

そして瀬島刑事には、まんまと騙された。なんとなく、この優しい先輩刑事が日岡とコンビ組んで捜査して巻き込まれて定年前にヤクザに殺されてしまって、奥さん(宮崎美子)が泣くんだろうな。そして、でもあの人は最後まで刑事だったわとかいいながら、それを見て日岡が怒り狂い仇取りに行くみたいなストーリーになるのかな、、とか思って見ていたのに、もう全然違うし!完全に裏切られた。気持ちよく裏切られた。

役者も前回同様、強面が似合う人ばかり。安定の寺島進に極妻と言えば片瀬莉乃。吉田鋼太郎もいかにもビジネスをやっているヤクザっぽいし、宇梶剛とかもヤクザ役のお約束だけど安心感があって映画を盛り立てている。チンタ(村上虹郎)も弱々しいチンピラ感が絶妙だった。小型犬に手を舐められてからすっかり可愛がりだす佐伯(毎熊克哉)も印象的でいいキャラだった。嫌味ったらしい管理官の滝藤賢一もハマり役。
真緒(西野七瀬)はもう少し凄みが欲しかったし、チンタが死んだ時の泣くシーンでもらい泣きさせてほしかった。昭和のホステスとか店のママとかのイメージが湧かなかった。
周りが凄すぎたから特に目立ってしまったのかもしれないけど。
それ程すごい俳優が集まっていた。

上映中、終始ハラハラで油断できない映画。怖いけど見てしまう。ストーリー性よりも、役者の人たちの演技に惹き込まれる作品だっ

コメント

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